当て字に込められた思い
「当て字」は漢字を使う他の国でもあるのでしょうか?
同じ単語でも、願いを込めたり印象が変化する遊び心。
結納品に携わりながら、当て字の楽しさを常に感じています。
「寿留女(スルメ)」「子婦生(コンブ)」「勝男節(かつおぶし)」など…
お酒の掛け紙に、男性は「家内来多留」 女性は「柳樽」
男性は「目録」女性は「茂久録」 と
男性側、女性側で使用する漢字を変える場合もあります。
他の地域はもちろん、
同じ北海道内でもお店によって使う漢字が違う事もあり、とても興味深いです。
一生に一度の「結納」の為に、
盛りだくさんのお祝いの気持ちを込めたからこそ
様々な表現が生まれたのだと想像しております。
それぞれの思いをそのままに
「こうでなければダメ」
「それは間違いだ」
としないところが素敵ですよね。
結納ウッドクラフト旦シリーズ
金封と白木盆セットの[むく]に
女性側からのお返しの品としてスーツをお贈りする一例を
書かせていただきました。
書き入れる文字だけではなく、
どのような結納式にされるかも様々です。
ご両家でよく相談し理解を深めながら、
おふたりらしい心温まる結納式となりますように。
0コメント